期待の新鋭、星野陸也(20=フリー)が開幕から4試合全てで決勝ラウンドに進んだ。4バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダーの140で23位に浮上した。

 「調子が悪い時に出る自分の癖は分かっている」と話したように、高い修正能力を発揮。2バーディー先行からボギーを2つたたいた後、再び2バーディーを奪い返した。特に後半8番では飛距離十分のドライバーショットから残り170ヤードの第2打を8番アイアンで3メートルにつけてバーディー。「8番のティーショットは完璧でした」とうなずいた。

 ツアー本格参戦1年目ながら、堂々たる戦いぶりを披露し続けている。「この2日間のゴルフは予想通り。学生時代から知っているコースだし、トップ10以内には絶対入りたい」と意気込んだ。