中島啓太(東京・代々木高2年)が圧巻のゴルフを見せ、5アンダー67で2位に7打差の首位に立った。

 2番パー5で40ヤードの第3打を「OKにつけた」とバーディーが先行してから、17番で2メートルを決め、18番パー5は2オンして上がり連続バーディーなど、合計6バーディーを奪った。16番で40センチを外したボギー1つで5アンダーをマーク。「スコアは満足です。ショットが良かった。欲を言えば、もう2つ、3つ行けたと思う」と、本人も納得の出来栄えだった。

 中学3年から素質を見込まれ、日本ゴルフ協会のナショナルチームに入っている力を見せた。4日の東北予選をトップ通過した後、1週間のゴルフ部合宿があり、通信制でなかなか会えない仲間と過ごしてきたのがリフレッシュになった模様。「今日はずっとリラックスできた。合宿が楽しかった」と笑った。

 世界ジュニア日本代表の座が近づいて「できれば明日もアンダーで回って決めたい。たぶん、ショットは今日の状態が続いていると思います」と、自信をみせていた。