昨季賞金王池田勇太(31=フリー)が6バーディー、2ボギーの67で回り、通算4アンダーの209で首位と6打差の20位に浮上した。

 2番でボギーが先行したが、直後の3番パー3でティーショットをピン横1・5メートルにつけてバーディー。その後も切れ味が戻ってきたアイアンショットで次々とチャンスをつくり、スコアを伸ばした。「まあまあですね。体のコンディションが完璧ではない中で、スコアだけを見ればいいですけど、ミスもまだありましたし、自分の納得のいくゴルフではない」と話した。

 ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今季国内初戦だが、米ツアーから帰国直後という強行日程の影響もあり、カットラインギリギリでの予選通過だった。「(予選のフラストレーションを)発散できたというには程遠い。それは、また明日です。納得のいくゴルフができれば、上に行くのは確かですから」。最終日は、さらなるチャージを期した。