5年ぶりに“AO”が同組で競演する。明日27日に開幕する男子ゴルフ中日クラウンズ(名古屋GC和合)の予選ラウンド組み合わせが25日に発表され、日本ゴルフツアー機構会長の青木功(74)と尾崎将司(70)が同組となった。12年日本オープンで中嶋常幸も含めた“AON”がそろい踏みして以来という同組でのプレーだ。

 プレーすれば74歳7カ月27日の青木は、自身が昨年中日クラウンズで41年ぶりに更新したツアー最年長出場記録を再び塗り替えることとなる。右足を痛めていた昨年は9ホールで無念の途中棄権。23日のパナソニック・オープンの会場では「準備が万端じゃなきゃ、やるなんて言わねぇよ! 子供の遠足みたいだよ。楽しみで寝られないかも」と笑顔で話し、リベンジへの意欲をにじませていた。

 尾崎将は進退を懸けて臨むと公言しているシーズン初戦の東建ホームメイト杯で予選落ち。昨年大会第1日には、最終18番まで自身2度目のエージシュートの可能性を残す、70の好スコアをマークしている。当時「和合は年寄りの足腰に優しいんだ」と笑っていたように、パー70の6545ヤードというコンパクトなコースで13年つるやオープン以来となる予選通過の期待もかかる。

 合わせて国内通算145勝のレジェンド2人に加え、豪快なドライバーショットで赤丸急上昇中の20歳、星野陸也というファン必見のペアリング。第1日は午前11時40分にティーオフとなる。