日本ゴルフツアー機構会長の青木功（７４）が、２７日に名古屋ゴルフ倶楽部和合コース（６５４５ヤード、パー７０）で開幕する中日クラウンズでの予選突破を目標に掲げた。

　２６日にはプロアマ大会に参加。プレーすれば、自身の持つ記録を更新する７４歳７カ月２７日でのツアー最年長出場記録となる。昨年は右足うおのめに痛みが生じて途中棄権となった青木は「３６ホールまわって予選を突破する」と誓った。

　尾崎将司（７０）と、将来性ある飛ばし屋の星野陸也（２０）と同組。５年ぶりに同組となった尾崎については「中日でジャンボとまわるのは最後になるかも知れない」と語り、星野にも「孫みたいなもんだ。孫と一緒にまわって、どういうゴルフをするのか見てくるよ」と話した。

　この日のコースは雨に見舞われたが、青木は「雨が降ったって、風が吹いたって、俺にだけ風が吹くわけじゃねーんだ。君たち（報道陣）は結果について言って欲しいんだろうが、結果はあくまでも最後についてくるもん。エージシュートだって？　そんなこと分からない。エージシュートを意識するとか、お前たち（報道陣）が意識してるだけだろ」と豪快に笑い飛ばした。