日本ゴルフツアー機構会長の青木功(74)が“最後のAOタッグ”で予選突破を目指す。男子ゴルフの中日クラウンズは今日27日に、名古屋GC和合(6545ヤード、パー70)で開幕。26日はプロアマ大会が開かれた。12年日本オープン以来5年ぶりに尾崎将司(70)と同組となった青木は「中日でジャンボ(尾崎)と2人で回るのは、これが最後になる可能性がある」と自ら語った。

 60年から続く大会で2人は最多5度の優勝で並ぶ。昨年、右足に痛みが生じて途中棄権した際、青木は「ジャンボから『口だけかよ』って言われた。口だけじゃない、やれるから今回は出てきた。(2人で)一時代を築いたからな。本当は中嶋(常幸)と3人で回りたかったけど。俺が最後になるかもな」としみじみ。さらには「36ホール回って予選突破する」と宣言。プレーすれば74歳7カ月27日で自身のツアー最年長記録を更新するレジェンドが最後の力を振り絞る。