今季自身初戦で3位となった後は振るわない野村敏京が、復調の兆しを見せた。

 3打差9位につけ「全体的にショットもパットも良かった。流れがいい1日だった」と満足そうだった。

 18番でボギーをたたいた直後の1番(パー4)。2打目をピンまで1メートル弱につけ、この日の初バーディーを奪って流れを変えた。終盤は6番で10メートル近いパットを沈めるなど、7番まで3連続バーディーと伸ばした。

 昨季はツアー初優勝を含む2勝を挙げた実力者。「トップ10が目標。(第2ラウンドは)バーディーを取れるところはしっかり取って、守るところはしっかり守ることが大事」と気を引き締めた。