ディフェンディングチャンピオンの福嶋浩子(39=フリー)は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、1オーバーの27位だった。

 「優勝したとか関係なく『難しい』のひと言です」とコースについて語ったように、グリーン上で苦しめられる場面があった。優勝した昨年も最終日16番で4パットのダブルボギーをたたいたが、この日は12番で4パットのダブルボギー。「今日も4パットしちゃいましたし、いろいろと考えさせられるようなグリーンなので、必死です」と苦笑いだった。

 それでも、今週一緒に出場している姉晃子の助言で軽くしたクラブの感触は上々。「まだ様子を見ながらというところもありますけど、体がやっぱり楽ですね。今のところはこれで問題ないです」。今季は納得のいかないシーズンを送っているだけに「目の前の一打に集中して、ここをきっかけにしたい」と力を込めていた。