武尾咲希(22=GOLF5)が10番スタートの“裏街道”から6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算3アンダーの213で自己最高5位に入った。

 9位と好位置から出た前日は後半12番から4ホールでスコアを5つ落とした。「昨日の後半4ホールの分を取り返そうと思って、自分の技術で攻めていけるところまで攻めていけました」。花粉症に悩まされ「箱ティッシュを持って歩いてました」と苦笑するほどだったが、パー3を除く14ホールでフェアウエーを外したのは2度だけ。安定したティーショットから難しいピン位置を果敢に攻めてバーディーを量産した。

 ここまで9試合のうち8試合で予選通過。「あまり予選落ちとかは心配しなくて良くなってきました」と手応えを感じている。次週は国内メジャー初戦のワールド・サロンパス・カップ。過去2年は予選落ちを喫しているだけに「予選を通って上位に行きたいですね」と意気込んでいた。