松山英樹(25=LEXUS)が日本人初の世界ランク(WR)3位に浮上した。「第5のメジャー」最終日を1イーグル、5バーディー、4ボギーの69で回り、通算イーブンパーの288で22位。大会後に発表されたWRで中嶋常幸(87年)と4位で並んでいた日本人最高位を塗り替えた。

 ◆世界ランク 過去2年間に世界の主なツアーで獲得したポイント(P)を、出場試合数(最大52、最少40試合)で割った平均値で順位が決まり、毎週日曜の日付で発表される。86年に初めて発表された。現在は米、欧州、日本、アジアなど約20のツアーが加算対象。世界ランク上位者などの出場人数が多ければよりPが増す。獲得したPは一定期間ごとに価値が下がり、直近13週の成績が重視される。初代1位はベルンハルト・ランガー(ドイツ)。99年からメジャーなどの出場資格として用いられる。