今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)が4バーディー、ノーボギーの67で回り、4アンダーで初の単独首位発進を決めた。

 1番でグリーン手前からアプローチを1メートルに寄せてバーディーが先行。その後もバーディーを積み重ね、ティーショットを右の林に曲げ「唯一のピンチ」と振り返った18番もバンカーからパーでしのいだ。

 高低差のあるコースはフェアウエーが比較的狭く、ラフが深い。そして何より、硬いグリーンが選手たちを悩ませている。「グリーンが硬くて、ラフに入れたら(スピンがかからないから)止まらない。ショットの正確性が求められるコースだけど、嫌いじゃないです」と頼もしい。

 今季国内開催4試合で3度のトップ10入り。安定感は際立つだけに、初優勝が待たれる。「まだ初日。あと3日アンダーパーで回れば、最終日にいい位置で回れる」と冷静に話した。