石川遼は11番で「8」をたたいた。323ヤードと距離の短いパー4で、左に池が広がり、左から強風が吹き付けた。左に出たドライバーショットは「すごくいいスイングで、一番のショットだった」と言うものの、水の中へ。「だけど池に入ったらどうにもならない」と反省した。

 打ち直した第3打は右の林に入れ、第4打もグリーンに届かない。最後は1メートルのトリプルボギーパットを外し「ミスが続いてしまった。まだまだ基本ができていない」と肩を落とした。

 ティーショットの不安定さは相変わらずで、また予選落ちの危機だ。「バーディーが先行すれば通過もある」と自らに言い聞かせた。