予選通過に2打届かなかったが、69と伸ばした石川遼は「久しぶりにいいラウンドができた」と内容に満足した。出だしの10番は寄せがいまひとつでボギーとしたが、13番で強めに打った10メートルのバーディーパットがカップに沈むと、歓声に笑みを浮かべた。

 16番、7番とパー5のホールできっちり伸ばし「思った通りのショットが打てた。このラウンドが4日間できればいい」。パー4で「8」をたたいた第1日の11番のミスを取り戻すことはできなかったが「これからが勝負かなと思う」と気落ちしたところは表に出さなかった。次は6月初めのメモリアル・トーナメントに出場。