8位から出たアマチュアの杉原大河(たいが、17=徳島・生光学園高)は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算1オーバーの214で11位に後退した。

 プロツアー7試合目で初めての決勝ラウンド。「予選と違って独特の緊張感でした。ピンポジションも難しくて考えさせられました」。前半でスコアを1つ伸ばしたが、10番から3連続ボギーをたたいた。最終18番もダブルボギー。名前の由来であるタイガー・ウッズ(米国)ばりの猛チャージとはいかなかった。

 同組はツアー通算19勝のベテラン谷口徹。「大事なパターの時のオーラ、迫力がすごかったです」と貴重な経験に目を輝かせる。3日間のドライビングディスタンスで全体3位につけるなど存在感を示している今大会。「今日は後半ふがいない結果だった。明日アンダーで回れるように頑張りたいです」と巻き返しを誓った。