宮里優作(36=フリー)が1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで首位と2打差の6位となった。

 スタートの10番でボギーをたたいたが、16、17番で連続バーディー。18番は残り278ヤードから3番ウッドで2オンに成功し、3・5メートルを沈めてイーグル。一気に上位争いに加わり「少ないチャンスでいいパットを決めることができた」と振り返った。

 全米オープン日本地区最終予選が行われた22日は、8ホールに及んだプレーオフを含む44ホールをプレーして出場権を獲得した。「疲れは意外と取れている」と話した一方で「無理せず、6割くらいの力で打つのを心掛けました。調子がいいからってバンバンいくと『バキッ』となっちゃうから」。余力を感じさせながらのスタートだった。

 賞金ランクトップにつけるなど名実ともに日本ツアーをけん引する選手会長。「今日は練習せずに帰りますよ」。勝負の週末に向けた逆算は、すでに始まっている。