-若い選手が米ツアーでやっていくために、必要なことは
宮里 選手によって違うが、私は自分のプレースタイルの追求にエネルギーを注いだ。他人と比べないこと。どこでやっても、自分がしっかりしていれば、戦える。私は自分と向かい合うのが、趣味というか好き。自分から逃げないところがあった。
-母の手料理で好きなものは
宮里 米国に来た時、よくサータアンダギーを作ってくれる。他の選手にもすごく好評で。「次、いつもらえる」と言われるぐらい。
-両親の言葉で特に印象に残っているのは
宮里 私の両親は「見守る」という言葉がぴったり。私がやることを淡々と遠くから見ていてくれた。それがありがたかった。見守ってくれることは、間違った方向に行っていないということ。その距離感はすごく難しいのに。
(最後のあいさつ)
宮里 本日は本当にお忙しい中、この場にお集まりいただき、ありがとうございました。約15年間、プロの選手としてプレーしてきて、本当に…(絶句、涙ぐむ)…すみません。本当にたくさんの方にサポートしてもらえたのがうれしかったですし、選手としても幸せだったと思います。
自分の引き際に寂しさは一切なく、感謝の気持ちを持ってプレーできることをありがたく思っています。支えてくださったスポンサーの皆様、家族、友人、そしてファンの皆様、ここにいる皆様も含めて、本当に感謝しています。残りシーズンも頑張りますので、もう少しよろしくお願いします。