世界ランク3位ジョーダン・スピース(23=米国)が1イーグル、3バーディー、4ボギーの69で回り、通算6アンダーの134で2位に2打差をつけて単独首位に浮上した。

 「朝、テレビを見ていて、そのままソファーに座っていたいと思ったよ。タフな条件なのは知っていたから」と笑ったが、強烈な雨風に見舞われた午後組でプレーしながら、この日8人しかいなかったアンダーパーを記録。「満足のいくスコアだ」とうなずいた。

 15番パー5では3番ウッドの第2打をピン下6メートルまで運び、スライスラインを読み切ってイーグルを奪取。合計で25パットにまとめるなど持ち味のグリーン上がさえ「パットはすごくいい感触だ。(15年に)マスターズで勝ったときもこんなに良くなかった」と、メジャー通算3勝目への手応えをにじませた。