ツアー最年少優勝記録を持つ勝みなみ(19)は首位と5打差の通算5アンダー、8位で最終ラウンド(R)に臨む。

 「もう全然パットが入んないんです。1メートルとか平気で外しちゃうし」。第3Rのスタート1番ではバーディーチャンスから3パットして、ボギー。「この感じなら4、5オーバー(76、77)とかに絶対なる」と覚悟したという。それでも終わってみれば71、70、70と3R連続のアンダーパーでスコアをまとめた。合格最有力選手の貫禄だ。

 現在、合格ライン=20位タイは通算1アンダー。4打余裕はある。「油断はできないけれど、楽な気持ちで臨みたいです。できれば、今週1度も出してない60台で回れたら…」。確実に合格することを最優先に、最終ラウンドをプレーする。