◆最終日ダイジェスト


 最終ラウンドが行われ、2位から日本男子初のメジャー制覇を狙った松山英樹は5バーディー、6ボギーの72にとどまり、通算5アンダーの279で5位に終わった。


 4位から出た24歳のジャスティン・トーマス(米国)が68をマークし、通算8アンダーでメジャー初制覇を果たし、賞金189万ドル(約2億1千万円)を獲得した。2打差の2位にはフランチェスコ・モリナリ(イタリア)、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)、パトリック・リード(米国)が入った。


 小平智は75と崩れ、通算5オーバーで48位。谷原秀人も75で、11オーバーの67位だった。


◆松山英樹 通算5アンダー5位


全米プロ選手権最終日、5位タイでホールアウトし、悔し涙を流す松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、5位タイでホールアウトし、悔し涙を流す松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、パーパットを外し、パターを投げ上げる松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、パーパットを外し、パターを投げ上げる松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、18番のティーショットで左にボールがそれ、グラブをはなす松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、18番のティーショットで左にボールがそれ、グラブをはなす松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、5位タイでホールアウトし、優勝したトーマス(右)を握手で祝福する松山(撮影・菅敏)
全米プロ選手権最終日、5位タイでホールアウトし、優勝したトーマス(右)を握手で祝福する松山(撮影・菅敏)

◆最終日コメント 「気持ちの部分でもっと成長しないといけない。(前日に比べ)今日の方がいいプレーができそうな雰囲気はあったが、なかなか波に乗れなかった。これを次に生かしていきたいが、何をすれば勝てるのか分からない。勝てる人になりたいなと思う」


▼最終日 1オーバー72


ホールOUT
パー44434354435
最終日45434244434


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
最終日45543453538


◆小平智 通算5オーバー48位


最終ラウンド、通算5オーバーで48位の小平智(共同)
最終ラウンド、通算5オーバーで48位の小平智(共同)

◆最終日コメント 「ノーバーディーだったので厳しかった。惜しいパットがいくつもあったし、アンラッキーもあった。松山の活躍はうれしい半面、自分も頑張らないといけないと思う」


▼最終日 4オーバー75


ホールOUT
パー44434354435
最終日44535364438


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
最終日54434545437


◆谷原秀人 通算11オーバー67位


最終ラウンド、通算11オーバーで67位の谷原秀人(共同)
最終ラウンド、通算11オーバーで67位の谷原秀人(共同)

◆最終日コメント 「参加しただけで終わってしまった。まだまだ下手。もう少しうまくなれば成績がついてくると思うので、これからも練習していくしかない」


▼最終日 4オーバー75


ホールOUT
パー44434354435
最終日45544354438


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
最終日54534443537


◆第3日ダイジェスト

 日本男子初のメジャー制覇を目指して首位から出た松山英樹は1バーディー、3ボギーの73で回り、通算6アンダーの207でトップと1打差の2位につけた。


 ケビン・キズナー(米国)が通算7アンダーの首位で、松山と並ぶ2位にクリス・ストラウド(米国)。5アンダーの4位にジャスティン・トーマス(米国)とルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が続いた。


 小平智は第3ラウンドのベストスコアとなる67をマークして通算1オーバーの18位、谷原秀人は74で7オーバーの64位となった。


※成績の赤字はバーディー以上、青字はボギー以下


◆松山英樹 通算6アンダー2位タイ


6番のティーを前にデー(左)とシャツを引っ張って話す松山(撮影・菅敏)
6番のティーを前にデー(左)とシャツを引っ張って話す松山(撮影・菅敏)
9番で木陰から2打目を放つ松山(撮影・菅敏)
9番で木陰から2打目を放つ松山(撮影・菅敏)
13番で小川にかかる橋を渡る松山英樹(AP)
13番で小川にかかる橋を渡る松山英樹(AP)

◆第3日コメント 「プレーの内容にはすごく不満があって気持ちは落ち込むが、1打差にはテンションが上がる。(最終日は)チャンスもあると思うし、逆にピンチも第3ラウンドみたいにたくさんあると思うが、一つ一つ無駄のないようにやりたい」


▼第3日 2オーバー73


ホールOUT
パー44434354435
第3日54434344435


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第3日54544543438


◆小平智 通算1オーバー18位タイ


第3ラウンド、6番でアプローチショットを放つ小平智(共同)
第3ラウンド、6番でアプローチショットを放つ小平智(共同)

◆第3日コメント 「がんがん攻めようという気持ちでやった。メジャーで67は自信になった。パットのタッチが合って、バーディーがいっぱい取れて良かった。最終日も60台で回りたい」


▼第3日 4アンダー67


ホールOUT
パー44434354435
第3日53533353434


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第3日53523533433



◆谷原秀人 通算7オーバー64位タイ


第3ラウンド、1番でバンカーショットを放つ谷原秀人(共同)
第3ラウンド、1番でバンカーショットを放つ谷原秀人(共同)

▼第3日 3オーバー74


ホールOUT
パー44434354435
第3日54435334435


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第3日54544443639



◆第2日ダイジェスト

  15位から出た松山英樹が64をマークし、ケビン・キズナー(米国)と並んで通算8アンダーの134で首位に立った。


 2打差の3位に2015年大会覇者のジェーソン・デー(オーストラリア)とクリス・ストラウド(米国)が続いた。


 谷原秀人は通算4オーバーの60位、小平智は5オーバーの70位で決勝ラウンドに進出。池田勇太は9オーバーの106位で予選落ちした。


※成績の赤字はバーディー以上、青字はボギー以下


◆松山英樹 通算8アンダー1位タイ


第2ラウンド、2番でティーショットを放つ松山(AP)
第2ラウンド、2番でティーショットを放つ松山(AP)
第2ラウンド、16番で通路付近からショットを放つ松山(AP)
第2ラウンド、16番で通路付近からショットを放つ松山(AP)

◆第2日コメント 「いいプレーはできていると思う。状態は良くなりつつある。(中断は)疲れていたので、いい休憩だと思って休んでいた。メジャーの2日目を終えて(暫定でも)トップにいることは緊張するが、残り2日間がすごく楽しみ。優勝したい」


▼第2日 7アンダー64


ホールOUT
パー44434354435
第2日44433344433


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第2日54323442431



◆谷原秀人 通算4オーバー60位タイ


第2ラウンド、16番で第2打を放つ谷原秀人(共同)
第2ラウンド、16番で第2打を放つ谷原秀人(共同)

◆第2日コメント 「なかなかうまくいかなかった。前向きになれるようなショットも打てないし、ゴルフもできていない。立て直せるように頑張る」


▼第2日 4オーバー75


ホールOUT
パー44434354435
第2日54425454538


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第2日44523545537



◆小平智 通算5オーバー70位タイ


第2ラウンド、8番でティーショットを放つ小平智(共同)
第2ラウンド、8番でティーショットを放つ小平智(共同)

◆第2日コメント 「後半に入ってから、パットで肩が開いていたのを修正したら、うまく入ってくれた。(終盤の)8番、9番のボギーは攻めた結果なので、そんなに悔いはない」


▼第2日 イーブン71


ホールOUT
パー44434354435
第2日53424345535


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第2日65533654441



◆池田勇太 通算9オーバー106位タイ=予選落ち


第2ラウンド、5番でバンカーショットを放つ池田勇太(共同)
第2ラウンド、5番でバンカーショットを放つ池田勇太(共同)

◆第2日コメント 「ひどいラウンドだった。今は何も考えられない。2番でダブルボギーを打ったけど、気持ちは切り替えてやったつもり。最後までバーディーを狙っていった」


▼第2日 8オーバー79


ホールOUT
パー44434354435
第2日46546444441


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第2日54535543438



◆第1日ダイジェスト


 メジャー初優勝を狙う松山英樹は6バーディー、5ボギーの70で回り、首位と3打差の15位と順調なスタートを切った。


 谷原秀人と小平智は71で25位。池田勇太は72で、メジャー4大会全制覇が懸かるジョーダン・スピース(米国)、過去2度優勝のロリー・マキロイ(英国)とともに33位につけた。


 トービヨン・オルセン(デンマーク)とケビン・キズナー(米国)が67をマークしてトップに並んだ。1打差の3位に全米オープン選手権覇者のブルックス・ケプカ(米国)ら5人が続いた。


※成績の赤字はバーディー以上、青字はボギー以下


◆松山英樹 15位タイ


第1ラウンド、9番でバーディーパットを決め、ガッツポーズする松山(共同)
第1ラウンド、9番でバーディーパットを決め、ガッツポーズする松山(共同)

◆第1日コメント 「前半の(インの)感じならもう少し伸ばしたかったが、後半の途中の感じだったらよく戻せたなと思う。あまり良くないショットが続いたが、7番でうまくバーディーが取れて、その後は流れが良かった。最後はおまけみたいな感じで入ってくれた」


▼第1日 1アンダー70


ホールOUT
パー44434354435
第1日44545343335


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第1日43534443535



◆谷原秀人 25位タイ


第1ラウンド、2番でティーショットを放つ谷原(共同)
第1ラウンド、2番でティーショットを放つ谷原(共同)

◆第1日コメント 「良かったり悪かったりだった。グリーンは硬くなっていて難しかった。(最終18番がボギーで)いいショットがはねてバンカーに入ってしまった。狙いどころがない」


▼第1日 イーブン71


ホールOUT
パー44434354435
第1日54433354435


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第1日64444342536



◆小平智 25位タイ


第1ラウンド、1番でラフからアプローチショットを放つ小平智(共同)
第1ラウンド、1番でラフからアプローチショットを放つ小平智(共同)

◆第1日コメント 「前半は少しボギーが続いたが、後半はショットが良くなって巻き返すことができた。(バーディーは)あと1、2個いけたんじゃないかと思うが、いいパットもあった。フェアウエーを捉えられればピンを狙える」


▼第1日 イーブン71


ホールOUT
パー44434354435
第1日34445453436


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第1日54334543435



◆池田勇太 33位タイ


第1ラウンド、1番でティーショットを放つ池田(共同)
第1ラウンド、1番でティーショットを放つ池田(共同)

◆第1日コメント 「悪くはなかったと思うけど、イーブンか1アンダーで回りたかった。納得はいってない。でも(前半の)18番、1番でナイスパーを拾った流れで、2番のバーディーにつなげられた」


▼第1日 1オーバー72


ホールOUT
パー44434354435
第1日43454344435


ホール101112131415161718IN
パー54434543436
第1日54444453437