松山英樹(25=LEXUS)が後半失速してスコアを伸ばせず3打差の通算5アンダーの5位タイに終わり、悲願のメジャー初Vはならなかった。

 打差2位から出て前半でスコアを1つ伸ばし通算7アンダーの首位タイに浮上。後半立ち上がりの10番でバーディーを奪ったが、11番から3連続ボギーで3打差の5位タイまで後退。14番、15番で連続バーディーを奪い1打差の2位タイと巻き返したが、16番のパーパットがカップに嫌われ痛恨のボギーで再び2打差の3位タイと後退。18番もボギーで通算5アンダーとスコアを落として終わった。

 悔しさを押し殺すような表情でホールアウト後のインタビューを受けたが、言葉は少なく、途中で抑えきれずこぼれ出した涙をタオルで拭くシーンも見られた。

 通算8アンダーのジャスティン・トーマス(米国)が2位に2打差をつけてメジャー初優勝した。