男子ゴルフの石川遼(25=CASIO)が、米ツアー生き残りをかけた残り“5試合”に臨む。15日(日本時間16日)、レギュラーツアー最終戦のウィンダム選手権(17日開幕、ノースカロライナ州グリーンズボロ・セッジフィールドCC)に向け、岩田寛と9ホールの練習ラウンド。公傷制度の適用を受けて臨んだシーズンは苦闘が続き、特に直近10試合は9度の予選落ち。逆転シードには2位以内の成績が必要とあって、米下部ツアー入れ替え戦に回ることも覚悟している。「次の入れ替え戦というところも見据えて、その(入れ替え戦)4試合で自分の実力が分かると思うので、そこに向けて最後の仕上げという感じで受け止めてやっています」と話す。

 この日は積極的にドライバーを振り「自分が納得できる攻めをして、マックスの実力を出して、その結果を受け入れたい」。腹を決めて、勝負しにいく。(グリーンズボロ=亀山泰宏)