17日のエビアン選手権最終日、上原彩子(33)は、同郷の宮里藍(32)にささげる日本女子2人目のメジャー制覇を逃した。

 首位と1打差の2位から出て、終盤まで優勝争い。だが13番でボギー、14番でダブルボギーをたたき、通算4アンダーの10位に終わった。「(大会を)盛り上げることができなかった。でも、藍ちゃんの最後の大会を一緒に戦えたことが、本当に良かった」。宮里は引退するが、米ツアー優勝にも近づいた。「私は長く続けたい。やるからには(東京)五輪に出たいと思います」と目標も見つけた。