男子ゴルフの世界ランク3位、松山英樹(25=LEXUS)が21日開幕のプレーオフ最終戦、ツアー選手権(イーストレークGC)で1000万ドル(約11億円)の超ビッグボーナスに挑戦する。ポイントランク1位で迎えたプレーオフ3試合で上位に食い込めず、7位に後退。ショットの立て直しへ「人前では久しぶり」という基本的な練習も行い、優勝が必須となる総合王者へ最後の戦いに臨む。

 ◆米ツアープレーオフと総合王者の行方 レギュラーシーズンのポイントランクの上位125人が第1戦に進出し、第2戦以降は100人、70人、30人と出場選手が絞られた。加算ポイントはレギュラーシーズンの4倍で第3戦終了時点でリセット。最終戦前のランクに応じてあらためてポイントが付与される。上位5位以内はツアー選手権優勝で総合王者となる。同7位の松山が総合王者となるには、ツアー選手権で優勝した上で(1)1位スピースが3人タイの2位以下(2)2位トーマス(米国)が2位タイ以下、という2つの条件を満たす必要がある。