片岡大育(28=Kochi黒潮CC)がこの日のベストスコア66をマークし、通算11アンダーで首位と1打差の3位に浮上した。6打リードの首位から出た高山忠洋は3バーディー、5ボギーの73とスコアを崩し、67と伸ばしたプーム・サクサンシン(タイ)と通算12アンダー、201で並んだ。

 片岡が首位との差を8打から1打に詰めた。「昨日まで入らなかったパットがよく入ってくれたのがいいスコアに結びついた」と満足げだった。25パットで6バーディー、1ボギー。パットがさえたのは、前日のラウンド後にコーチから構えでスタンスが開き気味になっていることを指摘され、修正に取り組んだ結果という。独走していた高山に肉薄して迎える最終日。一昨年、昨年のツアー勝利はどちらも逆転でつかんだ。3季連続となる3勝目へ「いいスコアを出すために攻める姿勢を崩さずにいく」と強気に挑む。