米男子ゴルフツアーは25日(日本時間26日)、年間最優秀選手と新人王の候補者を発表し、松山英樹(25=LEXUS)が年間最優秀選手候補4人の1人としてノミネートされた。

 松山は今季世界選手権シリーズ2勝を含む3勝を挙げ、ポイントランク1位でレギュラーシーズンを終了。ポイントランク8位、賞金ランク4位といずれも米本格参戦4年目で最高の成績を残した。

 松山以外の候補3人はいずれも米国勢。全米プロのメジャー初制覇を含む今季最多の5勝をマークして総合王者にも輝いたジャスティン・トーマス(24)、シーズン4勝の世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(33)、全英オープンを含む3勝のジョーダン・スピース(24)が名前を連ねた。

 最優秀選手は今季ツアーに15試合以上出場した選手による投票で決まり、10月2日に締め切られる。

 新人王候補は前週ツアー選手権で今季2勝目を挙げたザンダー・ショーフリ(23)をはじめ、ウェズリー・ブライアン(27)、パトリック・カントレー(25)、グレーソン・マレー(23=いずれも米国)、マッケンジー・ヒューズ(26=カナダ)の5人。こちらも同じく選手による投票で決まる。

 松山はツアー選手権最終ラウンドから一夜明けた25日、欧州を除く世界選抜と米国選抜による団体対抗戦、プレジデンツ・カップ(28日開幕、米ニュージャージー州ジャージーシティー、リバティ・ナショナルGC)に向けた練習を同コースで開始した。