2位に5打差をつけ2度目の優勝に王手をかけながら、池田勇太(31)は怒り心頭だ。

 一時は7打差をつけたが、残り3ホールでまさかの2ボギー。特に最終18番でティーショットがカート道に曲がり、パーパットも外したことで「やってきたことが台無しだ。こんなんじゃ話にならん」と会見場で手袋を投げ捨てた。初優勝した14年から4年連続の最終日最終組で、東北福祉大の後輩金谷と同組になったが「別に。自分のゴルフをするだけ」。いつまでも機嫌は良くならなかった。