重永亜斗夢(29=ホームテック)が3バーディー、ノーボギーの68で回り、通算6アンダーの136で首位と3打差3位につけた。

 「大嫌い」と笑う雨の中でのプレーだったが、スタートの10番からいきなり連続バーディー。13番も取ってトップをうかがうポジションまで浮上した。「(トップを)意識したとたんに入らなくなった」と振り返るパットだが、長い距離のタッチがさえて今大会2日間で3パットはなし。「後半戦が楽しみです」と手応えをにじませた。

 「最終日」ではなく「後半戦」と言ったのは、最終ラウンドが行われる22日は台風の影響で開催が危ぶまれているから。「可能性として、明日がないことも考えられたので、できればトップにいって終わりたかった」と悔しさをにじませつつ「(難条件だった)今日の7アンダーはすごい」。単独首位に立っている福岡・沖学園高の後輩、時松隆光(24)がマークした「64」を素直にたたえていた。