昨年、男子に3連覇を阻まれた女子チームは、シニアにも敗れ、合計6・5点で最下位になった。イ・ミニョン(25)と組んで、第2ステージで唯一、トップを獲得した川岸史果(23)は「普段、一緒に回らない男子やシニアと回れて良かった。男子には殺されるんじゃないかと思うほど、真剣さを感じた。逆に、シニアの方には、女子を応援していただきました」と笑みを浮かべた。

 ルーキーイヤーで初優勝するなど、実績を残して今大会初出場を勝ち取った。この日、中継したテレビの解説を務めた父でプロゴルファーの川岸良兼(51)が見つめる中、その実力を発揮した。同じ組で回ったシニアの室田淳(62)には「お父さんと違って、いいボールを打つね」と褒められたそうで「父が“オレ、やりづらいんだけど”って言っていたと聞きました」と苦笑した。1年を振り返り「ルーキーイヤーは充実していました。1月と2月に米国で合宿し、あとは宮崎で開幕に備えたい」とオフの計画も明かした。