第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、西村優菜(大阪・大商大高2年)がプレーオフの末、惜しくも2位となった。通算8アンダーの首位でフィニッシュした他3選手とのプレーオフ。2人が脱落し、3ホール目でアッタヤ・ティティクル(14=タイ)との一騎打ちとなったものの、西村はボギーとし、パーセーブしたティティクルに優勝を譲った。

 今大会の優勝者には来週のHSBC女子チャンピオンズ、メジャー大会となるANAインスピレーション、全英リコー女子オープンの出場権が与えられる。西村は「ここまで来たら、勝ちたかったですし、悔しいですね。1位と2位では雲泥の差」と残念そうな表情を浮かべた。プレー中に緊張をほぐすため、笑うことを心掛けたという。4日間はすべて69の好スコアで回ったこともあり「自信になるし、オーバーパーを打たずに4日間、出来たのは良かった」と収穫も口にした。

 なお安田祐香(兵庫・滝川二高2年)が通算6アンダーの5位フィニッシュとなった。