男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デル・マッチプレー(21日開幕、米テキサス州オースティンCC)の練習ラウンドが20日(日本時間21日)に同コースで行われた。

 2年連続出場の池田勇太(32=フリー)は18ホールを回って最終調整。「状態は上がってきている。(マッチプレーで)もちろん、目の前に相手はいるんだけど、しっかりいいゴルフをすれば、結果はついてくると思う」と手応えをにじませた。

 2週間後にはマスターズ(ジョージア州)が迫っているが「目の前の試合のことだけです。マスターズを基準に全部の試合を戦っているわけではないので」と今大会に意識を集中させている。その上で「課題は結果を出すこと」と、シンプルに言い切った。

 21日の初戦でぶつかるロス・フィッシャー(英国)とは1月に行われたアジアツアーと欧州ツアーの団体対抗戦、ユーラシア・カップ最終日にシングルスのマッチプレーを戦い、1アップで競り勝っている。「お互い、その時の思いもあると思う」とリベンジは許さない構えだ。