池田勇太(32=フリー)が昨年大会8強のロス・フィッシャー(37=英国)を2アンド1で破り、この大会4度目の出場で初勝利を手にした。

 ティーショットを左にOBとした2番で先手を許し、続く3番も「ロスのナイスバーディー」(池田)で取られた。6、7番と連続で取ってオールスクエアに戻すと、後半11番では5・5メートルを沈めるバーディーでリードを奪った。

 「お互いの運不運もあったと思うし、何とも言えないですけど、勝てたことには違いがない。勝てたということは自信にして、明日を戦いたいと思います」と視線を第2戦に向けた。

 ホールアウト後は練習場に直行。16番でも右に大きく出たドライバーの調整に時間をかけ、グループのトップランカーであるマット・クーチャー(39=米国)との一戦に備えた。