昨夏のプロテストに2度目の挑戦で合格した田村亜矢(20=大東建託)が、今季4戦目で初の予選突破を果たした。

 イーブンパーの52位から出て5バーディー、4ボギーの71で回り、通算1アンダーの40位。一時は3アンダーまでスコアを伸ばしながら、終盤に3連続ボギーをたたく不運もあった。それでも臨床検査技師を辞めてまで娘を支える父文則さんは「だんだん良くなってきている。明日も頑張って欲しい」と目を細めた。

 今大会は1学年下で19歳の三浦桃香、新垣比菜、原英莉花、小倉ひまわりらが優勝争いを繰り広げている。昨年のファイナルQTで3位に健闘した東北高校出身の田村も、ここから上位進出を目指す。