プロ転向4戦目での最速優勝を目指すアイドル系ルーキーの三浦桃香(19=フリー)は、12ホールを終了して通算10アンダーで首位と2打差3位のV圏内につけている。

 単独首位から出て12ホールまで2バーディー、2ボギーのイーブンパー。

 2番パー3で約5メートルのバーディーパットを沈めた。

 5番パー4でティーショットが左にそれ、男性のギャラリーに当たる場面もあった。大事には至らなかったが、三浦は「ごめんなさい」とペコリと頭を下げた。

 6番パー4ではグリーンエッジからあわやチップインバーディーかと思われたが、数センチの差でパー。

 続く7番で3パットのボギーをたたくと、直後にサンドウィッチを食べて気持ちを切り替えた。

 8番パー5でもティーショットが右の傾斜へ。長いバーディーパットは、わずかの1センチほどの差で再び入らなかった。

 続く9番パー4でも、バーディーパットがほんの数ミリの差で入らず。すると、両膝をガクリと落として、悔しがった。

 11番パー4でこの日2つめのバーディー。

 地元宮崎で初優勝を目指す「強カワ」の三浦にとっては、我慢のゴルフが続いた。

 暫定首位は12ホールを終了して4バーディー、ボギーなしで通算12アンダーまで伸ばした比嘉真美子。

 1打差2位にフェービー・ヤオ(台湾)。