小林龍生(千葉・千葉学芸高2年)が「午後から風があって思うようにはいかなかった」と言いながらも、5オーバー77で2位に1打差の首位に立った。

 1番で右ラフからピン奥3・5メートルにつけてバーディー発進。「昨日は調子を崩して、今日は70台で回れればいいぐらいの感じだったけど、一晩寝たら直る、と思ったら直りました」と、風の中で大崩れしなかった。

 最終18番パー5ではフェアウエーからドライバーで第2打を打ち、グリーン手前まで運んでバーディーで上がった。

 ゴルフのレッスンを受けている林由寿プロから「直ドラで打つ練習方法を教わって打てるようになって、好きになった。よく使います」という。来場していた林プロは「左に行かないのとアゲンスト対策で練習をやらせています」と話した。177センチ、100キロの巨漢で「飛ばない方です」といっても280ヤードは楽に超える飛距離を持つ。最終日の意気込みを聞くと、大きな体に似合わず、小さな声で「頑張ります」。昨年は東日本決勝大会12位に終わった雪辱を果たして、世界ジュニア代表を目指す。