星野陸也(21=フリー)が6バーディー、1ボギーの65で回り、5アンダーで自身初の2週連続首位発進を決めた。

 フェアウエーキープ率88位の28・57%ながら、パーオン率は16位の72・22%。「ラフからのフライヤーの計算が、メチャクチャ合っていた」と、チャンスを量産してスコアを伸ばした。

 昨年大会の予選ラウンドは青木功、尾崎将司のレジェンド2人と同組だった。「緊張しましたよ。前日はどんな話を振られてもいいようにと思っておふたりの“歴史”を勉強して、プレー動画も見ました。コースのことを考えるどころじゃなかった」と苦笑交じりに振り返るが、1年前の貴重な経験が今季にもつながっている。「ゴルフの心得というか、気持ちを教わった。いいモチベーションにもなりました」とうなずく。

 前週は予選を首位で折り返しながら、10位フィニッシュ。「先週の屈辱を晴らせるように頑張りたい」と力を込めた。