ディフェンディングチャンピオンの上田桃子(31=かんぽ生命)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーの207で7位だった。

 同組のアン・ソンジュ(韓国)が前半で4つ伸ばす中「離されないようにと、いい集中力で回れていた」。3つ伸ばし、トップに並んで折り返したが、勝負どころと見ていた後半でつまずいた。最初の10番で「しょうもない3パット」のボギー。風が読みにくいと警戒していた15番パー3でもボギーをたたくなど、後半同じ組で5バーディーを重ねたペ・ヒギョン(韓国)についていけなかった。

 「要所要所、しっかりいきたいところでいけなかった。まだまだだなと思います」と潔く受け入れた上で「こういう感じで回っていければというイメージは、今週でだいぶついた。ショットも、今練習場でやっていることが自分のイメージと合っていけば、いい方向にいく感覚がある。ショットもパットも、やることがやっと決まってきた感じなので、楽しみです」。今後の上昇気配を感じ取り、表情は明るかった。