松山英樹(26=LEXUS)は、6バーディー、1ボギーの5アンダー66とスコアを伸ばし、通算12アンダー272で16位に終わった。21歳のルーキー、アーロン・ワイズ(米国)が、65と伸ばし通算23アンダー、261でツアー初優勝を飾った。

 朝から雷雨で、スタートが4時間遅れの中、松山は前日まで左にいっていたショットがこの日はさえわたった。1番パー5でバーディー発進するなど、前半で4つスコアを伸ばした。後半も14、15番と連続バーディーを奪ったが、17番パー3では返しの1メートル強のパットを外しボギー。目標のトップ10には届かなかったが、久しぶりに笑顔も出た最終日だった。松山は「今日は途中からショットもうまく修正できたし、チャンスも多かった。ショットがドライバー以外、やっとまともに飛ぶようになったんで。真っすぐ飛べばこんなに楽しいんだと、やっと思えるようになった」と手応えを口にしていた。