石川遼(26=CASIO)は、上位3人に与えられる本戦出場権獲得が厳しくなった。

 今予選は36ホールストロークプレーで行われ、前半の18ホールは67で回り、4アンダーの4位と好位置につけた。しかし、後半の残り18ホールは2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72と後退。通算3アンダーで、ホールアウト時点で暫定7位だった。

 石川は「午前中は朝露で芝がぬれていたので影響がなかったが、午後になって乾いてきてからは、フックが左、スライスが右に切れて4~5メートルのパットが外れてしまった。午後はアイアンの距離感も合わせることができなくて、バーディーが取れなかったです」と振り返った。

 それでも、極度のドライバーの不振に悩んでいたため「いい1日でした。いいショットが打てたことは、今後の自分にとってプラスになる。これだけドライバーが良くなってくれるとは思ってもいなかった」と収穫を口にした。