首位と5打差の通算7アンダー15位で出た畑岡奈紗(19=森ビル)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダー278で10位となり、出場した米ツアー3試合連続でトップ10フィニッシュを決めた。

 単独首位から出た第3日にリズムを崩して後退したものの「1日1日、違う日と思って、今日はしっかり今自分のやるべきことをやろうと思ってプレーした」と気持ちを切り替えてプレー。前半を1バーディー、1ボギーで折り返すと、後半は4つのバーディー(1ボギー)と伸ばした。「もうピンだけに集中していこうと思っていた。後半はそれができた」と自ら及第点を出した。

 次週は初出場となる全米女子オープン(米アラバマ州ショールクリークCC)が控える。前週は2位、今週は10位と安定した成績を残している畑岡は「自分らしいプレーが4日間できるようにしたい。(優勝争いが)できたら最高ですね。トップ10は入りたい」と意欲を見せた。

 ミンジ・リー(オーストラリア)がスコアを4つ伸ばし、通算16アンダーで16年以来となるツアー通算4勝目。今年米ツアー2戦目の横峯さくらは68と伸ばして通算7アンダーの24位、74と崩れた上原彩子は通算6アンダーの32位だった。