日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(75)は6日、永久シード選手の片山晋呉(45)に対して懲戒・制裁委員会で処分を検討すると発表した。

 5月30日、メジャー大会でもある日本ツアー選手権のプロアマ大会で、アマチュアの招待客に不愉快な思いをさせ、プレーを断念させたという。片山の行為に関して明らかにしていないが、JGTOの準則には「(プロアマで)同伴アマチュアに不適切な対応をしたり、不快感を与えるような態度をしてはならないこと」とあるため、懲戒・制裁委員会の開催を決めた。

 青木会長は「今回の件は極めて深刻であると受けとめております」とコメント。JGTOとしては、中大法科大学院教授でもある野村修也弁護士と外部弁護士からなる調査委員会を設置。2週間程度で結果を公表し、今月中に懲戒・制裁委員会を開き、片山への処分を決定する。その後再発防止策、選手のプロアマへの意識改革を進めていくという。