第3ラウンド13番で動いているボールを故意に打って物議を醸したフィル・ミケルソン(米国)は1イーグル、4バーディー、5ボギーの69で回り、通算16オーバーの296で大会を終えた。

 優勝争いから離れた位置ながら、米屈指の人気者リッキー・ファウラー(米国)との2サムで大ギャラリーを引き連れてラウンド。5番パー5ではピンそば60センチほどに2オンしてタップインのイーグルを決めた。注目の13番ではバンカーから寄せてパーとすると、優勝したかのように何度も両手を突き上げてガッツポーズ。ちゃめっ気たっぷりのパフォーマンスで沸かせた。

 11打差54位から出た松山英樹は前半5バーディー、1ボギーのハーフ「31」の猛チャージ。バンカーから寄せきれなかった2番でボギー先行も、3番から4連続バーディー。9番では3メートルを沈めてバーディーとした。前半はティーショットがフェアウエーを外したホール、グリーンを外したホールがともに1ホールだけ。長めの距離のパットもさえ、バーディーを量産して後半に入っている。