ブルックス・ケプカ(28=米国)が、29年ぶりの2連覇を果たした。5バーディー、3ボギーの68で通算1オーバー。最終18番の第2打を左に曲げながら、観客席の柵に助けられボギー。2位と1打差で逃げ切った。

 世界ランク1位で優勝を争ったD・ジョンソンと同組で「勝てるとは思ってもいなかった」と感慨深げ。深刻な左手首の負傷で4月のマスターズを欠場。底からつかんだ栄冠に「連覇ができるとは夢にも思っていなかった。今でも信じられないよ」。同日に発表された世界ランクは、9位から4位に浮上した。