プロゴルファーの谷口徹(50)が19日、5月の日本プロゴルフ選手権の優勝副賞である米675キロを奈良県内の児童養護施設6カ所と母子生活支援施設3カ所に寄贈すると発表した。

 当初の副賞は600キロだったが、提供した睦沢町の好意により、75キロ増量。全9所に75キロずつ寄付し、シーズンオフにいずれか1カ所の施設を訪問するという。谷口は「親など近親者からの暴力により、家族が一緒に暮らすことのできないお子さんがたくさんいると聞いています。日本の未来を担うこどもたちが健やかに成長していけることを願っている」とコメントを出した。