前年覇者の安田祐香(17=兵庫・滝川二高)が首位と5打差の21位でスタートを切った。

 不安定なショットに苦しみ、3番でボギーが先行。7番でもボギーをたたいてハーフターン。後半9番で初バーディーを奪ったものの、13番もボギー。1バーディー、3ボギーの2オーバー74となった。なお植竹愛海(17=東京・日出高)が3アンダー69で首位発進した。

 前週のトヨタジュニアW杯で個人優勝を果たし、日本女子の3年ぶり優勝にも貢献した。予選通過して優勝争いまで繰り広げた2週前のプロツアー、サントリー・レディースの時からティーショットには不安を抱えたといい「前の2試合はラフも短くて、フェアウエーも広く、グリーンも大きかった。このコースは難しいね」と明かす。

 首位とは5打差で、残り3日間で追い上げを狙う。安田は「(優勝した)1年前よりも堂々とプレーできるようになった。コースマネジメントも良くなりました。トップとの差を縮めたい」と気持ちを切り替えていた。