プロ4年目の竹内美雪(22=タイカ)が、5バーディー、ノーボギーの5アンダー、67で回り、首位と2打差の2位につけた。

 今季は、ここまで獲得賞金が214万4000円で、後半戦の出場権がかかるリランキングで48位と崖っぷち。今大会終了時点で第1回のリランキングが実施されるため、最後のチャンスで、昨年のサントリー・レディース以来の自己ベスト67をマークした。

 「崖っぷちなので。前半、なかなか成績残せていないし、今週は賞金も高いので、ぜひぜひ頑張りたいなと思っています」と、出場権獲得の目安となる35位以内へ、少しでも上位を目指す意気込みを見せた。

 日本人の父と韓国人の母を持ち、韓国の高校を卒業して日本のプロテストに合格した逆輸入プロ。この日は、韓国人のいとこの宋元一さん(19)をキャディーに抜てき。気心の知れたコンビで、好結果につなげた。韓国の釜山で、6年間カレー店を経営していた父の敏明さん(71)が、現在は神戸で新たな飲食店の開店準備をしているという。「開店資金も稼がないといけないし、リランキングに通って、しっかり後半戦も出られるように、1打1打を大切に頑張りたい」と話していた。