仲村果乃(奈良・奈良育英高2年)が、悔しい3位となった。

 通算5アンダーで首位チャンに1打差2位からスタートしたが「パッティングが思うようにいかなかった」と振り返るように、3回けられるなどカップに嫌われた1日。折り返しまでは逆転の可能性を残していたが、チャンが11、15、16番で伸ばしていくのについていけなかった。

 最終18番で2メートルほどのパーパットを外して通算3アンダーで3位に。「安全に行きながら、チャンスが来たら伸ばしていこうと思ったのですが、なかなかうまくいかなかった」と悔しさをにじませた。

 15、16年の畑岡奈紗、17年の大林奈央と日本勢3連覇中のカテゴリーで、初出場ながら先輩からのバトンを引き継ごうと戦った。「4日間やれてうれしいといえばうれしいですけど、満足はしていません。来年、リベンジしたい」と早くも闘志を見せる。課題を聞くと「腕です」と笑い「一緒に回った2人(チャン、チョイ)はチャンスには絶対に入れてきた。こちらの環境もわかったので、次に向けて練習します」と話していた。