先月の最終プロテストに合格した20歳の大里桃子がツアー初勝利を飾った。通算10アンダーの首位で出ると3バーディー、3ボギーの73で回り、通算10アンダーで優勝。同じ学年の勝みなみ、新垣比菜ら“黄金世代”と言われる年代から、また1人、ニュースターが現れた。大里と同じ最終組で回ったツアー1勝の森田遥が2打差の通算8アンダーで2位となった。大会2連覇中だったイ・ボミ(韓国)は通算2アンダーで26位フィニッシュだった。

 

 ◆大里桃子(おおさと・ももこ)1998年(平10)8月10日、熊本県生まれ。8歳から父の勧めで競技を始める。熊本国府高出身。今季はQT16位でツアー参戦し、リランキングは24位。6月のヨネックスレディースは6位。ドライバーの飛距離は260ヤード。好きな選手は鬼沢信子。家族は両親と兄。170センチ、60キロ。血液型はA。