6打差5位から出た畑岡奈紗(19=森ビル)は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算18アンダーの270で7位だった。

 5つ伸ばして迎えた16番でフェアウエーからの第2打を左の池に入れた。左に切られたピンに対し、右から攻めるイメージだったが「思ったより捕まってしまってドローが強く、風で左に持っていかれた」。ダブルボギーをたたき、この日初めてスコアを落とした。「12番ではかなり右に逃げたりとかがあって、そういうのも許せないので攻めていったが、それが悪い方にいってしまって、ちょっと残念だった」と悔やんだ。

 続く17番もボギー。この時点で11位まで後退したが、最終18番を今大会26個目となるバーディーで締めくくる意地を見せた。

 「たくさんバーディーが取れたのは良かったが、1つボギーが来てからの切り替えだったりが、今回はちょっと足りなかったかなと思う。そこを反省して、来週に生かしていきたい」

 今季7度目のトップ10フィニッシュにも課題を口にする貪欲さを示した。