男子ゴルフのダイヤモンド・カップが20日、埼玉・武蔵CC笹井で開幕する。

開幕を前に19日、練習ラウンドが行われ、熱中症などで体調を崩し3試合ぶりに出場する石川遼(27)も参加した。石川は、8月のRIZAP・KBCオーガスタで熱中症にかかり、翌週のフジサンケイ・クラシックを欠場。

続くANAオープンが北海道胆振東部地震の影響で中止となり、約1カ月ぶりの実戦となる。石川は熱中症のあとウイルス性腸炎を患ったことも明かし「人生で一番体調を崩した」と話した。食事も、練習もできず体重も5キロほど落ちたという。現状について「焦りはある。コンディションの部分でここまで体調を崩したことはなかったので。内臓系のダメージは初めてで体全体が弱っている」と説明した。体調はほぼ回復したというが「本当に良くなってから、2、3ラウンドしかできていない。体力的にどうなのか、ちょっと不安がある」と不安を抱えたままの本番となる。