悪天候によるコース復旧作業のためスタートが3時間10分遅れ、日没サスペンデッドで51選手が第2ラウンドを終えられなかった。

34歳の誕生日だった佐伯三貴(大和ハウス工業)はスコアを3つ伸ばし、4ホールを残して通算7アンダーで暫定首位。「まだ(第2ラウンドが)終わってないけど最高ですね」と誕生日の好プレーに声を弾ませた。東北福祉大の恩師、阿部靖彦監督が見守っているのを知り「ビックリした」という1番でチップインを決めるなど連続バーディー発進。その後も大学の後輩で同組の原江里菜とスコアを伸ばし合った。「バースデーウイークに、こんないい形で最終日を迎えるのは初めて。緊張すると思うけど、私なりに精いっぱい頑張ります」と力を込める。

愛してやまないプロ野球広島が優勝マジックを「2」まで減らしており、13年以来となる通算8勝目が、歓喜の同日Vとなる可能性も見えてきた。